成人の矯正治療に使用する装置のいろいろ

矯正治療を始めるとき、気になるのはやはり装置ですよね。 使用する装置の種類を紹介します。

歯の表側につける装置

プラケット

ブラケットの素材は丈夫な金属製、透明で目立ちにくいプラスチックやセラミック製などがあります。

当院では、前歯(糸切り歯まで)の上下12本は透明なブラケットになります。
ただし、すべて金属製にする場合は、やや割安となっております。

ワイヤー

ステンレスハイテク形状記憶合金、ニッケルチタンといった弾性のある素材でできていて、糸のように細くてやわらかいものから固いものまで種類はいろいろあります。

エラスティックゴム

ブラケットに通したワイヤーを固定します。

ブルー・ピンク・オレンジなどカラフルな色がいっぱいあります。
通常は極細の針金を使いますが、針金のほかにこのようなカラフルなゴムもあるので、季節やファッションに合わせて好みの色を選び、楽しんでみましょう。

歯の裏側(上あご・下あご)につける装置

ナンスのホールディングアーチ

上あごにつけ、大臼歯部分を前方に動かすことなく、犬歯及び前歯をスムーズに後方に移動させる為に用います。

QH(クワドへリクス)

上あごにつけ、上顎の幅を広げます。

幅を広げることにより、歯を並べるスペースを作る為に用います。

パラタルバー

上あごにつけ、舌が当たる力を利用して大臼歯部分を前方に動かすことなく、犬歯及び前歯をスムーズに後方に移動させる為に用います。

BH(バイヘリクス)

下あごにつけ、下顎の幅を広げます。

幅を広げることにより、歯を並べるスペースを作る為に用います。

裏側からの矯正装置


表側から見えない矯正装置です。人に気付かれることなく矯正治療が行えます。
患者さんによりそれぞれ特別に装置を調整して装着する為、費用は従来より少々高くなります。


クリアライナー


■少しの凸凹や隙間が気になる方に 取り外し可能なマウスピースタイプの矯正装置が生まれました。誰にも知られず矯正治療が終わる、画期的な矯正システムです。 注)適応される症例には限りがございます。詳しくは当院へお問い合わせください。


治療方法や装置は患者さんによって異なりま

まず治療目標を決め、目標達成に必要な治療方法や装置を決めます。患者さんの状態により、治療目標の方向が異なれば、当然装置も違ってきます。

矯正装置は色々な種類のものが考案されていますが、どのような目的にも使える万能なものなどはありません。
また、一つの装置だけで矯正治療が終了することもありません。治療計画にしたがって、それぞれの治療ステップの目標達成に有効と思われる装置を順次に選択していきます。

東戸塚駅から近く、横浜市 戸塚区、南区、保土ヶ谷区、泉区、栄区、港南区などからたくさんの方にお越しいただいています。お電話やメール、お問い合わせフォームなどでお気軽にご相談ください。

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